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 久枝総領事の主な活動(2010年9月〜12月)

以前の主な活動はこちら
久枝譲治総領事は、12月18日、シカゴ恒例のミッドウェスト・クリニック=国際吹奏楽・管弦楽大会に出席し、招待出場の精華女子高等学校吹奏楽部のメンバーを激励すると共に、その演奏を鑑賞しました。

精華女子高は、全日本吹奏楽コンクールで何度も金賞を獲得するなど、日本を代表するにふさわしい実績を持つだけに、高校生離れした見事な演奏で、大会場を埋め尽くした聴衆を圧倒しました。

プログラム終了後も、スタンディングオベーションで拍手が鳴りやまず、アンコールを3曲演奏しましたが、そのアンコールがまた精華女子高らしい心憎い演出で、大喝采を浴びました。

上の写真:ドレスリハーサル中のメンバーを激励に訪れた総領事(中央指揮台の右)と顧問の藤重佳久先生(同左)。

中の写真:リチャード・クレイン=大会理事長(中央)と総領事夫妻。

下の写真:アンコールの模様。左端は指揮をする藤重先生。

(精華女子高のシカゴでの活躍の詳細については、特集記事をごらん下さい。)
久枝総領事は、12月17日、ルーズベルト大学オーディトリアム・シアターで行われたジョフリー・バレー団の公演に出席し、当地財界、文化関係者や同バレー団の支援者らと交流しました。

クリスマスのバレーといえば、何といっても、「くるみ割り人形」。チャイコフスキーの美しい音楽に彩られた冬の大絵巻に、シカゴのバレーファンはうっとりとなりました。ジョフリー・バレー団は、米国有数の名門バレー団として知られています。
久枝譲治総領事は、12月16日、公演のためシカゴを訪問中の精華女子高等学校吹奏楽部のご一行約100人を公邸に迎え、吹奏楽クリニックを開催しました。

総領事は、講話を行い、高校野球及びプロ野球の日米比較を例にとりながら、?公演では、輝かしい伝統と猛練習に支えられた精華女子高の日本一の演奏でシカゴの音楽通を驚かせて欲しい、?同時に、米国の高校生とプロの最高水準の演奏との間にはとてつもないギャップがあることを知り、その差がどこから生まれているのか、その差を埋めるための方法について考察することは重要だ、?今日のクリニックがそのためのヒントになれば嬉しい、と述べました。

続いて、ミルウォーキー交響楽団首席トロンボーン奏者の神田めぐみ先生による模範演奏とクリニックが行われました。

上の写真:ギルマン作曲「交響的断章」を演奏する神田先生。ピアノ伴奏は、山田洋子先生。神田先生は、日本の小学校の吹奏楽でトロンボーンを吹き始め、クリーブランド音楽院に留学後、米国のメジャーオケ史上初の女性首席トロンボーン奏者となった伝説の人。息を呑むような素晴らしい演奏でした。

中の写真:クリニックでは、トロンボーンパートの6人が実際に楽器を持って、指導を受けました。まず基本が大事ということで、表現力のある豊かな音を出すためのブレスの取り方、息のスピードを速める練習法など、秘伝が伝授されました。さらに、公演レパートリーの中から、トロンボーンがユニゾンで主旋律を吹く部分を取り上げ、全員が正確にリズムを合わせるための練習法などについて、分かりやすい説明がありました。指導内容は、いずれも新鮮で、かつ、すべての管楽器奏者に役立つことばかりでした。

終了後、スタンディングオベーションで拍手が鳴りやまず、神田先生は、「アンコール」の呼び声に応えて、ダヴィッド作曲「小協奏曲」を演奏して下さいました。

下の写真:前から2列目の中央が顧問の藤重佳久先生、その左が神田めぐみ先生、右が久枝総領事です。

(精華女子高のシカゴでの活躍の詳細については、特集記事をご覧下さい。)
12月15日、シカゴ日米協会年次忘年会の席上、外務大臣表彰伝達式が行われ、久枝総領事よりシカゴ日米協会(マイケル・モスコー会長、写真左)に対し、表彰状が伝達されました。

シカゴ日米協会は、長年にわたって、講演会やビジネス交流、文化事業等を通じ、日・中西部の相互理解の促進、親日派ネットワークの強化、日本語教育振興等に貢献してきましたが、創立80周年を迎えた今年、そうした功績を認められ、団体として表彰されるに至ったものです。


12月15日、市内のユニオンリーグ・クラブにおいてシカゴ日米協会の年次忘年会が盛大に開催され、当地政財界の指導者や日米の会員企業代表など約250名が出席しました。

久枝譲治総領事は、スピーチを行い、最近のアジア太平洋情勢に触れつつ、日米同盟関係の重要性を改めて強調すると共に、日米の友好親善のために同協会が果たしてきた役割を高く評価しました(上の写真、右の演台)。

下の写真は、ヘッドテーブルの様子で、左手前から時計回りに、ビル・フロリダ=日米協会副理事長、、アドリー・スチーブンソン元連邦上院議員、マイケル・モスコー日米協会会長(元シカゴ連銀総裁)、同夫人、久枝総領事夫妻、テリ・ピズート氏、エド・グラント理事長、マクラング夫人、ジェームス・マクラング=リズモア・インターナショナル会長兼CEOです。
久枝譲治総領事は、12月12日、ポーランド総領事の招待により、同国を代表するメゾソプラノ、マルゴルザタ・ワレフスカのコンサート(於コペルニクス・センター)に出席すると共に、各国総領事や当地ポーランド人コミュニティ指導者らと懇談しました。

シカゴには、世界の主要都市の中でも最大規模の領事団(総領事49,名誉総領事31)があり、盛んに交流活動を行っていますが、久枝総領事は、週末を含めて大半の時間を対米関係や日系企業・在留邦人支援に費やしていることから、そうした活動に参加する時間がなかなか取れません。この日は、久々の領事団との交流となりました。
久枝総領事は、12月10日、総領事館においてシャロン・マクシャーリー=インディアナ州マンシー市長と会談し、同市の開発計画について説明を受けると共に、中西部の経済情勢等について意見交換しました。

写真は、左から、御村吉伸領事(当館経済班長)、総領事、マクシャーリー市長、ラリー・イングラハム=インディアナ日米協会理事(経営コンサルタント)です。


12月9日、総領事館において、天皇誕生日レセプションが開催され、中西部の日米政財界関係者、在留邦人・日系人代表、文化・メディア関係者など250名余が出席しました。

久枝総領事は、スピーチを行い、この1年間を振り返ると共に、来年への期待を述べました(上の写真)。

下の写真は、アドリー・スチーブンソン元連邦上院議員(中央奥の演台)の音頭により、出席者全員で乾杯しているところです。
12月9日、天皇誕生日祝賀レセプションの席上、叙勲伝達式が行われ、久枝総領事は、この秋、旭日小綬章を受章したウィリアム・ストラング氏に対し、勲章を伝達しました。

同氏は、2004年〜2009年、在ミネアポリス名誉総領事を務め、日米の交流促進及び友好親善に多大な貢献をされました。特に、ミネソタ州政府に働きかけを行い、2007年、同州の日本・米国中西部合同会議への復帰を実現させたことは、同氏の数ある功績の中でも白眉といえます。

写真は、勲章を着装したストラング氏と総領事です。
12月4日、土曜日、総領事公邸において、恒例の「サタデイナイト・フィーバー=JET帰国者・ヤングエグゼキュティブ・ネットワーキングパーティ」が行われ、JET関係者のほか、シカゴ日米協会、同日本商工会議所をはじめとする組織の若手会員など約50名が参集しました。

この行事は、JET参加者の帰国を歓迎すると共に、JETと当地の若手ビジネス関係者間のネットワーク構築を支援することを目的とするもので、久枝総領事による歓迎スピーチ、各団体のプレゼンテーションの後、会食、餅つき、本格的なディスコ・ダンス等を通じて交流が図られました。

この行事は、単にJET帰国者の歓迎のみならず、当地実業界とのネットワーキングを図った点がユニークであるとして、外務省により評価され、在外公館の模範的文化広報事業に指定されています。JET同窓会組織を通じて今や全米各地の関係者に知られており、複数の総領事館に、「ここの公邸ではディスコパーティはやらないのですか」という問い合わせがあったそうです。

上の写真:久枝総領事夫妻を囲んでの記念撮影。

中の写真:餅つき風景で、つき手は、新規帰国者のジェイミー・カンキさん(左)と、同窓会員のデボラ・オスタパさん(右)。手前にうずくまる返し手は、当館JET担当、伊藤夏子副領事です。

下の写真:ディスコダンスに興じる参加者。
久枝総領事は、12月4日、シカゴ植物園のソフィア・シスケル理事長(写真、中)の招きにより、年末恒例のワンダーランド・エクスプレスの披露レセプションに出席し、当地のビジネス、文化関係者らと懇談しました。

これは、同植物園の木や枝、実などを使ってシカゴの有名建築物を再現して大規模なジオラマに配置し、その間を模型機関車が走るという屋内展示で、子供連れの市民に大人気となっています。

シカゴでは、ちょうどこの日、初積雪があり、日本庭園をはじめ植物園全体が美しい冬景色に変わりました。
久枝譲治総領事は、12月4日、COP16(於カンクン)出席の途次、シカゴに立ち寄られた小沢鋭仁・前環境大臣をオヘア空港にお迎えし、米国の政治経済情勢等について意見交換しました。
12月3日、シカゴ市内で行われたレセプションのひとコマで、久枝総領事夫妻の間に立つのは、主催者のマリア・パパス=クック郡財務官です。

イリノイ州クック郡財務局は、シカゴ市の他、日本企業の駐在員や家族が多く居住するアーリントンハイツ市やオヘア空港などを擁することから、全米第二の税収規模を誇ります。


12月1日、インディアナ日米協会の忘年会が州都インディアナポリスで盛大に行われ、ミッチ・ダニエルズ知事、ミッチ・ローブ州商務長官をはじめ当地の政財界指導者や日米の会員企業代表など約450名が出席しました。

久枝譲治総領事は、スピーチを行い、最近のアジア太平洋情勢、11月のダニエルズ知事の訪日、及び前原誠司外務大臣との会談等に言及しつつ、日米同盟関係の重要性を改めて強調するとともに、同知事や日米協会による日米関係の発展への並々ならぬ貢献を称えました。

総領事は、また、高速鉄道計画、根岸英一パデュー大学特別教授のノーベル化学賞受賞などにも触れつつ、来年が一層よい年となることを期待すると述べました(上の写真)。

下の写真は、レセプションでの歓談風景で、左から総領事夫人、ダニエルズ知事、総領事、ボブ・レイノルズ在インディアナポリス名誉総領事です。
ここでも、知事の訪日、前原大臣との会談、根岸博士の快挙が話題になりました。知事は、根岸博士のノーベル賞受賞は、インディアナ州人にとっても大きな誇りで、慶賀にたえないとしつつ、博士のお陰で、インディアナ州やパデュー大学の知名度が高まったとして、喜んでいました。
久枝譲治総領事は、11月22日、マイク・クィグリー連邦下院議員(民主党)をシカゴ市内の事務所に表敬訪問し、先日の中間選挙における同議員の再当選に祝意を表すると共に、高速鉄道計画をはじめ日・イリノイ経済関係等につき意見交換しました。

同議員は、2009年、イリノイ第5区選出のラーム・エマニュエル連邦下院議員がオバマ政権の下で大統領首席補佐官に就任したことに伴い、その空席を埋めるために同年3月に行われた特別選挙に当選して連邦下院議員となり、先日の中間選挙において同選挙区から再当選を果たしたものです。
久枝譲治総領事は、11月21日、ミッドウェスト・フィルハーモニー交響楽団の第一回定期演奏会に出席して聴衆に挨拶すると共に、ベートーベンのピアノ協奏曲「皇帝」などを鑑賞しました。

同交響楽団は、ミッドウェスト音楽院の生徒を中心に、地域の音楽愛好家やプロの演奏家などから編成されたもので、その約半数が日本人または日系人です。

写真は、終演後の歓談風景で、左から、総領事夫妻、音楽監督・指揮者の松永孝春氏、ピアニストのヘイリン・ユー氏です。

日本総領事館は、音楽を通じた国際交流を支援しています。
久枝譲治総領事は、11月18日、ウィスコンシン大学マジソン校の招きにより、同大学の東アジア研究所において、日米関係に関する講演を行いました(上の写真)。

講演内容は、対中関係を含む最近の東アジア情勢、沖縄を含む日米安保体制、日本経済、日米経済関係、文化交流など多岐にわたりましたが、最後の質疑応答においては、特に、最近の日中関係や、円高をはじめとする為替レートの問題について鋭い質問がありました。
また、総領事は、講演後、ジェレミ・スリ=同大学史学部教授、リチャード・ミラー=同大学東アジア研究所副所長をはじめ、外交、国際経済、日本文化、歴史、文学、言語等を専門とする教授陣と様々な問題について意見交換しました(下の写真)。

大学関係者からは、特に、学生が日本に関心を持つようにするためにはどうしたらよいか、あるいは、最近日本人留学生の減少が著しいがその対策は、といった問題提起がなされました。


久枝総領事は、11月16日、シカゴ美術館付属美術大学の関係者を公邸に招き、同美術館、及び同大学の現状と将来等について意見交換しました。

ボストン美術館、メトロポリタン美術館(NY)と並んで米国の三大美術館のひとつとされるシカゴ美術館(Art Institute of Chicago)の沿革は、1866年に設立された美術学校(Chicago Academy of Design)に遡ります。そうした伝統から、シカゴ美術館の学校部門は、美術館部門と並んで、常に名声を博してきました。

上の写真は、歓談の模様で、左から免田征子領事、斎藤博子=同大学助手、シェリル・アン・フェイクス女史(同大学院の画家)、マイケル・ミラー教授、総領事夫人、総領事です。

下の写真は、フェイクス女史の描いたアクリル画「ペルセポネの誘拐」の前で記念撮影をする同女史と総領事夫妻です。

この画は、NSUSA-SAIC展覧会(米国新日鐵が若手芸術家の育成支援のため毎年実施しているもの)における今年度の入賞作品で、この展覧会に出席した絵画好きの総領事が一目で気に入り、展覧会の趣旨に賛同して個人的に購入し、以来公邸の一角に飾られているものです。
11月12日、総領事公邸において、根岸英一パデュー大学特別教授のノーベル化学受賞祝賀式典及び晩餐会が行われ、根岸博士のご家族、友人、パデュー大学をはじめとする学界、インディアナ及びシカゴの日米協会、日本商工会議所、日系人団体の代表等約50名が出席して、博士の偉業を讃えると共に、受賞の喜びを分かち合いました。

久枝譲治総領事は、冒頭スピーチを行い、日本ではノーベル賞受賞者は国民的英雄であり、世界中の日本人とりわけ中西部の在留邦人は喜びに沸き立っているとしつつ、最近、日本の若者の科学離れや日本人海外留学生の減少傾向が著しいが、博士の受賞がよい刺激となってこのような傾向に歯止めがかかることを期待すると述べました。

また、来賓を代表して、南部陽一郎シカゴ大学名誉教授(2008年ノーベル物理学賞)が祝辞を述べました。公邸で南部博士の受賞祝賀式典が行われたのは、ちょうど2年前のこの日でした。

上の写真は、根岸博士がスピーチをしているところで、着席しているのは、総領事(左)及び南部博士(右)。

中の写真は、司会者の免田征子領事(左端)により、菅直人総理大臣の祝賀メッセージが披露されているところで、この他、ミッチ・ダニエルズ=インディアナ州知事や藤崎一郎駐米大使のメッセージも披露されました。

下の写真は、グループ別に撮影された記念写真の中から、根岸博士のご長女のイースト家との一枚で、前列左から、南部博士、根岸夫人、根岸博士、総領事夫人、総領事、後列左から長女のシャーロットさん、孫のマデリーヌさん及びアシュリンさん、グレッグ・イースト氏です。

詳細は特集記事をご覧ください。
久枝譲治総領事は、11月8日、講演のためシカゴを訪問中の草刈隆郎=日本郵船株式会社相談役(前規制・制度改革に関する分科会分科会長代理)をお迎えし、シカゴ日本商工会議所の幹部と共に、日米政治経済情勢等について意見交換しました。

写真は、前列左から、井上俊和=同商工会議所(JCCC)会頭(三井物産)、草刈氏、総領事、後列左から高橋幸男=JCCC副会頭(日本郵船)、碓井康之=米州日本郵船社長兼CEO、眞銅竜日郎=ジェトロ・シカゴ所長、石村治=JCCC副会頭(住友商事)、御村吉伸領事(当館経済班長)です。
久枝総領事は、10月29日、いけばな小原流の招きにより、シカゴ市内のホテルで行われた小原流北米教授者協会大会、及び活花のレクチャー・デモンストレーションに出席し、関係者と懇談しました。

写真は、関邦明=小原流研究院教授の作品の前での記念撮影で、左から、総領事夫人、小原宏貴=小原流五世家元、小原稚子=同最高顧問、総領事です。
久枝総領事は、10月28日、当地を訪問中の華道小原流家元ほか関係者を公邸にお迎えし、シカゴ日本商工会議所の幹部を交えて、活け花を通じた日米交流の現状等について意見交換しました。

写真最前列左から、アーネスト和子=小原流シカゴ支部長、総領事夫人、小原宏貴=小原流五世家元、小原稚子=小原流最高顧問、石田夫人、関邦明=小原流研究院教授、澤田夫人、後列左から、西明宏=同研究員助教授、免田領事、巽淑子=小原流インターナショナル部主任、石田浩章=シカゴ日本商工会議所副会頭(東京海上日動火災保険)、総領事、澤田首席領事。
久枝総領事は、10月26日、北米巡回公演中の作曲家、坂本龍一氏のピアノ・コンサートに出席し、「戦場のメリークリスマス」「ラスト・エンペラー」ほかオリジナルの名曲の数々を鑑賞しました。

写真は、コンサート後、坂本氏(中央)と歓談する総領事夫妻。20数年来、坂本氏の大ファンだという総領事は、同氏とは初対面でしたが、同氏の作品のことや、共通の友人である漫画家の故中尊寺ゆつこさんの思い出話に花が咲きました。

日本総領事館は、当地で活躍する日本人音楽家を応援しています。


10月25日、総領事公邸における当地日米音楽家の集いのひとコマです(写真上)。

音楽好きの久枝総領事は、音楽を通じた日米交流に特に力を入れています。

下の写真に写っているのは、いずれも世界的に有名な金管楽器奏者(総領事を除く)で、左から、クリス・マーチン(シカゴ交響楽団首席トランペット)、カール・レンテ(インディアナ大学教授、トロンボーン)、神田めぐみ(ミルウォーキー交響楽団首席トロンボーン)、久枝譲治(トロンボーン)、レックス・マーチン(ノースウェスタン大学教授、チューバ)の各氏です(敬称略)。
10月23日、ミネソタ州ミネアポリスにおいて、ミネソタ日米協会年次夕食会(第13回モンデール・アウォード&スカラシップ・ギャラ・ディナー)が開催され、ウォルター・モンデール元駐日大使(元副大統領)をはじめ、同地の政財界指導者、文化関係者、日系人ら約200名が出席しました。

ミネソタ日米協会は、日・ミネソタ間の交流促進に功績のあった人々を表彰し、また、ミネソタから日本に留学する学生を支援する目的でモンデール・アウォード&スカラシップ・プログラムを実施しています。この夕食会は、毎年、ウォルター・モンデール元駐日大使(元副大統領)の出席を得て、その年の受賞者等を表彰するとともに、その資金を集める等のために実施されているもので、今年で13回目を数えます。

久枝総領事は、スピーチを行い、最近の中国の動きを含む国際情勢に触れつつ、日米同盟関係の重要性を改めて強調し、日米友好関係の促進に果たしてきたミネソタ日米協会、及びモンデール大使の功績を称えました。

上の写真:総領事(中央壇上)がスピーチを行っているところ。

中の写真:夕食会で基調講演を行ったリチャード・アンダーソン=デルタ航空CEOと歓談する総領事夫妻。

下の写真:レセプションにおける歓談風景で、左から、ベン・リーロップ=ミネソタ日米協会事務局長、総領事夫人、モンデール元駐日大使、佐藤嘉ン奈=JOIコーディネーター、総領事。
久枝総領事は、10月23日、ミネソタ州ミネアポリスにおいて、ウォルター・モンデール元駐日大使・元副大統領と会談し、オバマ政権下の政治状況、管内閣の対外関係、対中国関係等について意見交換しました。

写真は、最近出版された同大使の著作(The Good Fight:A Life in Liberal Politics)を大使から贈られて喜ぶ総領事夫妻です。
久枝総領事は、10月21日、シカゴ日本商工会議所主催による日本映画「半次郎」の上映会、及びこの映画を企画し主演した俳優の榎木孝明氏と陶芸家の西郷隆文氏のトークショーに出席し、関係者と懇談しました。

この映画は、幕末から明治にかけての動乱期に西郷隆盛の右腕として活躍した薩摩の快男児、中村半次郎の半生を描いたもので、西郷隆文氏は、西郷隆盛の曾孫です。

写真は、楽屋での歓談風景で、左から総領事夫人、西郷氏、榎木氏、総領事です。
久枝総領事は、10月21日、当地を訪問中の生島勝之=日本車輌会長ほか関係者を公邸に迎え、日・中西部の経済関係等について意見交換しました。

写真前列左から、子安陽日本車輌USA社長、生島会長、望月保彦日本車輌USA副社長、総領事夫妻、後列左から、石榑清孝日本車輌USA副社長、小林信二米国住友商事副社長、山内幹雄住友商事理事です。


久枝総領事は、10月20日、イリノイ州北部のロシェル市において、日本車輌USAの新工場建設の鍬入れ式に出席して、祝辞を述べました。

日本車輌USAは、1980年代に米国に進出し、これまでに886両の電車・客車の納入実績を誇ります。今般建設されるのは、総工費約3,500万ドルの電車・客車の製造工場で、2012年夏頃完成する予定です。その後2013年までに250人を雇用して、年120両の車両を生産する計画です。

上の写真は、総領事がスピーチをしているところで、総領事のすぐ右に写っているのは、パット・クィン=イリノイ州知事。

下の写真は、鍬入れ式の模様で、左から一人置いて、ウォーレン・リブリー=イリノイ州経済開発局長、ドン・マンズーロ=連邦下院議員、生島勝之=日本車輛会長、クィン知事、ゲーリー・ハニッグ=イリノイ州運輸長官、キャロル・ドリス=メトラ会長、総領事です。
久枝総領事は、10月19日、シカゴ国際映画祭に出品された森田芳光監督作品「武士の家計簿」(堺雅人、仲間由紀恵主演)の上映会に出席し、観客に挨拶しました。

映画は、日本文化の重要なコンテンツであり、当館は、その広報に努めています。
久枝総領事(写真前列中央)は、10月19日、シカゴ・クラブで開催された第20回シカゴ日本商工会議所(JCCC)基金贈呈式に出席し、スピーチを行いました。JCCCは、過去20年間、日米交流、教育振興、日本語教育の分野で優れた活動を行っている団体に対し、合計296万ドルの助成を行ってきており、本年は、17団体に合計15万ドルを助成することになりました。

総領事は、スピーチにおいて、JCCCが地域社会のこうした活動を支援していることを高く評価しました。


10月15日、総領事館広報文化センターにおいて、外務大臣表彰伝達式が行われ、久枝総領事より、日米の相互理解及び友好親善の促進に功績のあったジーン・ミシマ=シカゴ日系人歴史協会会長、及び茶道裏千家淡交会シカゴ協会(代表ディーン・ラファエリ氏)に対し、外務大臣の表彰状を伝達しました。

総領事は、さらに、料理を通じて我が国外交に貢献したとして功績を認められた伊東誠=総領事公邸料理人に対し、外務大臣の表彰状、及び「優秀公邸料理長メダル」を伝達しました。

写真上:表彰台の模様で、左から、総領事、ジーン・ミシマ、ディーン・ラファエリ、伊東誠の各氏。

写真下:表彰式後のレセプション風景で、右端が総領事夫妻。

この行事の詳細については、特集記事をご覧下さい。


久枝総領事は、10月13日、シカゴ国際映画祭に出品された平山秀幸監督作品「必死剣鳥刺し」(豊川悦司主演)の上映会に出席し、観客に挨拶しました。

続いて、平山監督が舞台挨拶を行い、この映画の時代背景や意図などについて解説しました。また、終了後の質疑応答においては、観客より、日本的な映画表現、描かれている人物像、キャスティング等について活発な質問があり、同監督は、ひとつひとつ丁寧に答えて下さいました。

「必死剣鳥刺し」は、前評判が高く、連日のチケット完売となりました。

写真上:平山監督による舞台挨拶の模様で、舞台左から司会者、平山監督、通訳の免田領事、総領事。

写真下:左から、平山監督夫妻、総領事夫妻。

映画は、日本文化の重要なコンテンツであり、当館は、その広報に努めています。
久枝総領事は、10月13日、インディアナ州ウェスト・ラフィエット市のパデュー大学の研究室に、この度ノーベル化学賞の受賞が決定した根岸英一博士を訪ね、改めて日本政府の祝意を伝達しました。
久枝総領事は、10月12日、大リーグ・サッカーのシカゴ・ファイアー球団の招きにより、トヨタパークにおいてファイアー対カンザスシティ・ウィザーズの試合を観戦するとともに、球団関係者らと懇談しました。

写真は、左から、総領事夫人、ジュリアン・ポサダ球団社長、総領事です。同社長は、総領事に対し、日本にはよいサッカー選手が大勢おり、是非ファイアーに迎えたいので、日本のサッカー関係者に伝えて欲しいと述べました。
久枝総領事は、10月12日、シカゴ国際映画祭に出席するため当地を訪問中の平山秀幸監督(写真左)を公邸にお迎えし、日米の映画事情等について意見交換しました。

今年の映画祭には、平山監督作品の「必死剣鳥刺し」が出品されていますが、上映会初日の今晩のチケットは、早くも完売という人気です。


久枝総領事は、10月9日、シカゴ国際映画祭に出品された中村義洋監督作品「ゴールデンスランバー」(堺雅人、竹内結子主演)の上映会に出席し、観客に挨拶しました。

この上映会には、日本から中村監督が出席して、舞台挨拶を行うとともに、上映後、監督と観客との間で活発な質疑応答が行われました。

観客からは、この映画の脚本の見事さ、キャスティングの妙、俳優陣の演技力、作品としての完成度の高さなどについて賞賛の声が多く聞かれた他、ここに描かれた友情やユーモアなどが普遍的なものとして米国人にもよく理解できるといった指摘がありました。

写真上:司会者に紹介されて観客に挨拶する総領事(右端)。

写真下:左から、総領事夫人、ペニー・バートレット=シカゴ国際映画祭作品選考委員、中村監督、総領事。
久枝総領事は、10月8日、シカゴ国際映画祭に出品された若松孝二監督作品「キャタピラー」(寺島しのぶ主演)の上映会に出席し、観客に挨拶しました。

当地で日本映画を広報することは、当館の重要な任務の一つです。
久枝総領事は、10月8日、シカゴ日本人学校(双葉会日本語学校)全日校の文化祭に出席し、来賓として祝辞を述べました。

海外における日本人子女教育は、在留邦人及び日系企業の活動の基盤をなす重要な要素であると同時に、地域における日米交流及び経済の活性化に大きな役割を果たしています。日本総領事館は、そのような認識に立ち、当地の日本人学校を強力に支援しています。
10月7日、第46回シカゴ国際映画祭が開幕しました。

久枝総領事は、初日、シネマ・シカゴの招きにより、ハリス・シアターで行われた上映会に出席し、話題のジョン・カラン監督作品「STONE」を鑑賞するとともに、同映画関係者らと懇談しました(「STONE」の公式ウェブサイト)。

上の写真は、舞台挨拶をするカラン監督(左)と出演者の一人エドワード・ノートン氏(右)です。

下の写真は、レセプションで映画関係者らと歓談する総領事で、中央は、この映画祭の出品作選考委員長のミミ・プローシェ女史です。

今年は、日本から、森田芳光監督の「武士の家計簿」、中村義洋監督の「ゴールデン・スランバー」、若松孝二監督の「キャタピラー」、平山秀幸監督の「必死剣鳥刺し」、中野貴雄監督の「巨乳ドラゴン」の5作品が選ばれ、出品されています。
久枝総領事は、10月5日、シカゴ郊外のオークブルックにあるマクドナルド本社を訪問し、アンドリュー・マッケンナ会長(写真左)、及びティム・フェントン社長(同右。アジア、太平洋、中東、アフリカ担当)と会談して、同社の海外戦略等について意見交換しました。

同社は、日本に進出して銀座に第1号店を構えてから、来年で40周年を迎えますが、今や同社にとって日本は海外最大のマーケットとなっています。苦戦が続く日本の外食産業にあって、数少ない勝組といわれており、昨年は過去最高の売上高及び収益を記録しました。

マクドナルドの本拠地として知られるシカゴ郊外には、同社の「第1号店・博物館」があり、観光スポットになっています。
久枝総領事は、10月2日、カンザス州オーバーランドパーク市のジョンソン郡コミュニティ・カレッジで開催された第13回・大カンザスシティ日本祭の開会式に出席し、スピーチをしました。

この日本祭は、文楽などの古典芸能から、飴細工をはじめとする大道芸や武芸、食文化、マンガ、アニメなどの現代文化まで盛り沢山のプログラムの他、着物、郷土玩具、コスプレ、駄菓子などの物産や食べ物屋など各種店舗を取り揃え、老若男女を問わず楽しめるとあって、大変人気があり、カンザスシティ周辺のみならず他地域からも多くの市民が訪れます。

写真上:開会式でスピーチをする総領事(舞台の左手)。

写真下:キャンディ・アーチスト(飴細工師)のスギモリ・ミユキ母娘が作ったフラミンゴの飴細工を手渡されて喜ぶ総領事夫妻。スギモリさんは、フロリダのディズニーワールを拠点に、全米各地で活躍しています。
9月25日、シカゴ美術館において、このたび新たに拡張されたウェストン・ウィング及び日本美術ギャラリーの完成を祝うギャラ・ディナーが盛大に行われ、当地政財界指導者や同美術館の支援者等約630人が参集しました。

久枝総領事は、スピーチを行い、シカゴ美術館の日本美術コレクションは、我々在留邦人にとっても誇りであり、宝であるとしつつ、同美術館が日本文化紹介に果たしている役割を高く評価するとともに、日本国民を代表して全ての支援者に感謝し、関係者の努力を称えました。

上の写真は、総領事がスピーチを行っているところ。
下の写真は、総領事夫妻がジェームス・キューノー館長夫妻と歓談しているところです。
久枝総領事は、9月25日、NHK教育テレビ番組「サイエンス・ゼロ」などでお馴染みの美馬のゆり・はこだて未来大学教授(前・科学未来館副館長)と懇談し、日米の教育機関における科学教育の現状等について意見を交換しました。

写真:シカゴ植物園イングリッシュ・ガーデンにて。
9月23日、総領事公邸においてサクソフォーン奏者の杉原真人氏のサロン・コンサートが行われ、当地の日米有識者ら約40人が参集して、ピアソラ、コッククロフトによる作品や「赤とんぼ」をはじめとする日本の唱歌を鑑賞しました。

杉原氏は、米国を中心に海外で豊富な演奏歴を持つとともに、当地ノースウェスタン大学、ルーズベルト大学などで教鞭を取っています。

日本総領事館は、当地で活躍する日本人音楽家の紹介に努めています。

写真上:熱演する杉原氏。ピアノ伴奏は、ウィンストン・チョイ氏。

写真下:前から2列目中央の総領事の左が杉原氏、右がチョイ氏。
久枝総領事は、9月23日、総領事公邸において、ジョージ・べリンジャー在オマハ 名誉総領事に対し、任命状を交付しました。

同氏は、ロナルド・ロスケンス前名誉総領事の退任に伴い、本年5月15日、その後 任として任命されたものです。同氏は、長年にわたり、公認会計士や銀行重役としての仕事の傍ら、オマハ市と静岡県静岡市との姉妹都市交流を推進するなど、日米友好関係促進のために尽力してきましたが、今後は、我が国の名誉総領事として、一層の活躍が期待されます。

写真は、左から、立会いのボブ・レイノルズ在インディアナポリス名誉総領事及びミ リヤ・ハンソン在ミネアポリス名誉総領事、並びにべリンジャー名誉総領事、同夫 人、久枝総領事夫人、総領事です。
9月23日、総領事館広報文化センターにおいて、第17回中西部広報戦略会議が開かれました。この会議は、中西部における文化交流及び広報活動について情報交換し、議論し、問題解決の方途を探ることを目的として、他公館に先駆けて1993年から毎年開催しているもので、本年は、当館、当地JETRO、日本商工会議所の他、管内各地の名誉総領事、日米協会関係者、日系人関係者、JOIコーディネーター、在米日本大使館、国際交流基金NY日米センター等の関係者が出席しました。

久枝総領事は、冒頭スピーチを行い、パブリック・ディプロマシーを推進する上で、常に心がけるべきことは、総領事館、国際交流基金、民間セクター、各地のNGO(日米協会等)との間の適切な連携であり、創意工夫とICT(情報通信技術)の活用であると述べました。

写真上:最前列は、今回から初めてこの会議に参加した各地のJOIコーディネーターで、左から、森文彦(ウィスコンシン州)、森下佳南(ミズーリ州)、日高夢(アイオワ州)、光林瑠美(インディアナ州)の各氏。

写真下:出席者による記念撮影で、最前列は、左から、ラルフ・フジモト氏(日系人指導者)、ジョージ・べリンジャー在オマハ名誉総領事、ボブ・レイノルズ在インディアナポリス名誉総領事、久枝総領事、ブルース・バックランド在セントルイス名誉総領事、ミリヤ・ハンソン在ミネアポリス名誉総領事、議長を務めたダン・ミラー氏、滝崎成樹・在米大使館公使。
久枝総領事は、9月21日、当地を訪問中の参議院調査団一行を公邸にお迎えし、米国の政治・経済情勢等について意見交換しました。

写真は、左から、大島九州男議員(団長)、田中直紀議員、総領事、吉田博美議員、塚田一郎議員です。
9月17日、総領事公邸において、日系人学生招聘プログラムの参加者による報告会 が開催され、同プログラムで本年7月に訪日したグレース・ナイジスさんが発表を行 いました。

このプログラムは、日系人学生に対し、日本の歴史・文化・政治・経済等につき学ぶ 機会を提供し、対日理解を深めてもらうことを目的として外務省が昨年から開始した もので、ナイジスさんは、初の中西部からの参加者となりました。

久枝総領事は、歓迎スピーチを行い、日系人としての意識や日本とのつながりが希薄 になりがちな若年層を訪日招待し、日米交流への関心を高めさせるというのは、自分 も考え付かなかった秀逸のアイディアであり、外務本省には一本取られた、と述べて 聴衆を笑わせました。

また、報告会の最後に、総領事からサプライズの発表があり、出席者の一人、エリザ ベス・クマキさんに対し、「総領事公邸2000番目のゲスト」の証明書と記念品が 贈呈されました。総領事は、2008年7月の着任以来、公邸において様々な行事を 実施してきましたが、それらに出席し、ゲストブックにサインした人の数がこの日2 000人に達し、クマキさんが幸運な2000番目のゲストとなったわけです。 総領事は、「日本では、例えば東京タワーなどが節目となる来客数を達成した際に、 証明書を発行する習慣があるが、外務省の在外公館長でこれを実施しているのは自分 だけです(アトランタとシカゴで計3回)」と述べました。

写真上:ナイジスさんによるプレゼンテーションの模様。
中:総領事からクマキさんに証明書が手渡されているところ。
下:左から、クマキさん、ナイジスさん、総領事。
久枝総領事は、9月17日、シカゴ郊外のウィネッカ教会で行われたロバート・インガソル元駐日大使の追悼式に出席し、日本政府及び国民を代表して遺族に弔意を表しました。

同氏は、イリノイ州出身のビジネスマンで、ニクソン大統領の選挙を支援し、知日派であったことなどから、大使に任命され、1972〜73年、日米経済摩擦の解消に尽力しました。初の財界出身の駐日米国大使として、また、温厚な人柄で知られ、ハーモニカの演奏が得意でした。この8月、老衰のため、イリノイ州の自宅で亡くなりました(享年96歳)。

写真は、同氏が好きだった「エーデルワイス」を曾孫達が歌っているところで、右端の女性は、孫のモーリー・フォスター・ケラーさんです。
久枝総領事は、9月16日、シカゴ日米協会主催夕食会に出席し、南部陽一郎シカゴ大学名誉教授(2008年ノーベル物理学賞)の基調講演を聴くとともに、当地日米の政財界・教育・文化関係者等と懇談しました。

総領事は、冒頭スピーチを行い、南部教授がノーベル賞を受賞されたのは、2008年、自分が総領事としてシカゴに着任した直後であったとして、当時の感動を想起しつつ、最近、日本の若者の科学離れや海外留学生の減少が憂慮される中にあって、南部教授の受賞がよい刺激となるよう、その偉業を広く伝えていきたいと述べました。

上の写真は、南部教授(檀上左端)が講演を行っている様子で、スクリーンに写っているのは、左から湯川秀樹教授(1949年、ノーベル物理学賞)と朝永振一郎教授(1965年同)。

下の写真は、南部教授(左)と歓談する総領事です。

当館主催「南部陽一郎シカゴ大学名誉教授のノーベル賞祝賀式典及び晩餐会」については、2008年11月12日付特集記事をご覧下さい。
久枝総領事は、9月14日、日・米中西部会(デトロイト)出席の帰途、当地に立ち寄られた茂木友三郎キッコーマン会長他関係者を公邸にお迎えし、シカゴ日本商工会議所(JCCC)幹部を交えて日・中西部の経済関係等について意見交換しました。

写真は、前列左から、長島徹・帝人会長、林康夫JETRO理事長、茂木会長、総領事、後列左から、眞銅竜日郎JETROシカゴ所長、井上俊和JCCC会頭(三井物産)、林哲JCCC前会頭(三菱商事)です。
久枝総領事は、9月13〜14日、ミシガン州デトロイトで開催された第42回日本・米国中西部会合同会議に出席し、中西部各州の知事をはじめ多くの政財界指導者らとの間で親交を深めるとともに、日本と中西部との経済関係の発展等について意見交換しました。

また、総領事は、14日の閉会式において締めくくりのスピーチを行い、今次会議の成果を評価し、関係者の努力を称えるとともに、日本の新幹線技術に言及し、もしこれが中西部の高速鉄道計画に用いられる場合には、最高品質の高速鉄道システムの構築のみならず、雇用創出など地域経済の発展にも大きく寄与することになろうと述べました。

上の写真は、13日の開会式の模様で、左から、ジェイ・ニクソン=ミズーリ州知事、デイブ・ハイネマン=ネブラスカ州知事、ジム・ドイル=ウィスコンシン州知事、ミッチ・ダニエルズ=インディアナ州知事、ジム・トンプソン米側議長(元イリノイ州知事)、茂木友三郎日本側議長(キッコーマン会長)、松田邦紀デトロイト総領事です。

中の写真は、13日、デトロイト美術館で行われたレセプションにおいて、ホスト役のジェニファー・グランホルム=ミシガン州知事と歓談する総領事夫妻。

下の写真は、閉会式で総領事がスピーチを行っているところです。
久枝総領事は、9月8日、当地を訪問中の上田清司埼玉県知事、及び埼玉県議会「埼玉県・オハイオ州姉妹提携20周年」親善訪問団のご一行を公邸にお迎えし、米国の政治経済情勢、今後の日米関係等について意見交換しました。

写真は、前列左から西田矩子議員、小谷野五雄県議会議長、総領事、上田清司知事、久保田厚子議員、中列左から峯岸光夫議員、神谷裕之議員、山本晴造議員、秦哲美議員、後列左から長沼威議員、神山佐市議員、鈴木聖二議員、醍醐清議員、鈴木正人議員です。
久枝総領事は、9月4日、セントルイス日本祭の開会式に出席し、スピーチをしました。この祭は、30年以上の歴史を持つ中西部最大の日本祭で、毎年レイバーデイの週末3日間にわたってミズーリ植物園の日本庭園で行われます。

プログラムも盛り沢山で、文楽、和太鼓、盆踊りなどの伝統芸能、大道芸、武道、茶道、華道、盆栽、折り紙、アニメ、カラオケなどを楽しめるほか、各種の物産や日本食なども多数出店し、日本文化を身近に体験できる催しとして市民の人気を集めています。

今年は約5万人の参加者が見込まれますが、初日から晴天に恵まれ、午前の開会式に早くも数千人の市民が参集しました。

上の写真は、総領事(後姿)が櫓(やぐら)の上でスピーチをしているところ。下の写真は、恒例の鏡割りの模様で、左からチャーリー・ドゥーリー=セントルイス郡長、総領事、フランシス・スレイ=セントルイス市長、ピーター・ジャクソン=ミズーリ植物園理事長、ニコラス・レディング=ミズーリ植物園評議員、櫓の上のマイクの前に立つのは、ブルース・バックランド在セントルイス名誉日本総領事です。
9月3日、ミズーリ州セントルイス市において、日本総領事館主催のレセプションが開催されました。これは、セントルイス日本祭前夜の恒例行事で、同市の政財界指導者、日本祭の役員やスポンサー、ハワイ出身の相撲力士をはじめ日本祭に出演するために各地から参集したスポーツ、文化関係者らが出席しました。

久枝総領事は、スピーチを行い、セントルイス、及び日本祭について思いを述べるとともに、その実施に参画・協力したすべての関係者に対し、謝意を表明しました(上の写真)。
下の写真は、出席者との歓談のひとコマで、左から総領事夫人、森下佳南JOIプログラム・コーディネーター(ウェブスター大学)、川崎あやセントルイス日米協会婦人会長、総領事です。(JOIプログラムについては、7月28日の記事をご覧下さい。)
久枝総領事は、9月2日、ユニオンリーグ・クラブで行われたシカゴ日米協会主催の昼食講演会に出席し、長谷川閑史=武田薬品工業株式会社代表取締役社長の講演「日本が世界の中で生き残る道は」を聴くと共に、当地日米の政財界関係者等と懇談しました。

上の写真中央は、歓迎のスピーチをする総領事、下の写真は、関係者との懇談風景で、左から、エド・グラント日米協会理事長、長谷川社長、ベニータ・ボツナー=シカゴ・グローバル問題評議会常務理事、総領事です。

武田薬品は、日本最大の薬品メーカーで、海外展開にも力を入れており、中西部地域ではシカゴ郊外に拠点を置き、日系企業の中でも最大規模の雇用を行うなど地域経済にも貢献しています。