イリノイ州運転免許証の取得について
イリノイ州務省、免許証発行につき「パイロット・プログラム」の実施を発表!!!
1.「パイロット・プログラム」の実施
3月20日付「イリノイ州運転免許証の取得について(その5)」にてお知らせいたしました「パイロット・プログラム」の実施(社会保障番号を取得できない方のイリノイ州運転免許証取得のための「試案的措置」)につき、イリノイ州務省はこのほど、以下のとおり発表を行いました。
(1)予約が必要:
下記州務省の本件専用電話番号に電話をし、以下のいずれかの運転免許試験場で受験(筆記、実技、及び視力検査)したい旨を伝え、予約を取りつける。
○専用電話番号:
シカゴ周辺地区 (312)814−1132
州の中南部地区 (217)782−7044
(注:上記電話番号にてパイロット・プログラムに関する問い合わせも可能)
○受験可能な運転免許試験場:
シカゴ地区
・8261 Golf Rd,
Niles, IL 60714
・5301 W.
Lexington Ave., Chicago, IL 60644
州中、南部
・1510 West
Market, Bloomington, IL 61707
・2516 W.
Murphysboro Rd., Carbondale, IL 62901
・316 N.
Klein, Springfield, IL 62702
・2401 W.
Bradley Ave., Champaign, IL 61822
イリノイ州WEBサイト: www.sos.state.il.us
(2) 受験が可能な日(月曜日のみ):
4月14日、4月21日、4月28日、5月5日、5月12日、5月19日の6回のみ。(注:筆記、実技、視力の全てを1日で済ますことが出来ます。)
(3)必要書類
○I-94が添付された旅券
○会社または学校等の配偶者等の所属機関からの手紙(受験者の人定事項、現住所、配偶者の 名前、関係、滞在予定期間が明記されたもの)
○実技試験のために乗っていく車の自動車保険の証明
○その他(注:予約を取る際に、その他必要書類の詳細につき確認してください。また、免許 申請時に、どこの社会保障局事務所で社会保障番号の申請を行うか問われるので、予め最寄り の社会保障局事務所の住所を確認しておくこと。)
(4)試験に合格した後の手順
○試験に合格した人には、合格レシートが発行される。
○州務省は、受験者が希望した社会保障局事務所にFAXにて合格者の人定事項を通報する。
○合格者は、自分が試験時に希望した社会保障事務所に赴き、運転免許試験場に持参した書類 (上記(3)の旅券、所属機関からの手紙、及び自動車保険の証明)、及び合格のレシートを添 えて社会保障番号を申請する。
○社会保障局事務所では、申請を受理した後、移民局に対し申請者が合法的に米国に滞在して いるかどうかの確認を行う。(注:この確認作業に約10日間かかる由です。確認が済むと「非 就労用社会保障番号」が発行され、社会保障番号カードが郵送されてきます。)
(5)「非就労用社会保障番号」取得後
社会保障番号カード、及び合格レシートを持って運転免許試験場(注:この時は、どの試験場でもよい由。)に赴き、運転免許証を発行してもらう。
2.ご参考
(1)3月20日付けのお知らせでも申し上げましたが(当館HP: www.chicago.us.emb-japan.go.jp ご参照)、米国社会保障局は運転免許証取得のための「非就労用社会保障番号」の発行を5月末に再度取り止める予定であるため、今回の州務省による「パイロット・プログラム」の実施も5月19日までの間(受験の機会は6回のみ)と、非常に限定的なものとなっています。
(2)当館としては、本件問題の根本的な解決のため、今後も州務省に対して引き続き粘り強く働きかけを行っていく考えですが、今回のこの「パイロット・プログラム」の機会を逃すと、社会保障番号を取得できない方々は(上記の根本的解決が図られない限り)再びイリノイ州免許証の取得ができない状況となりますので、ご留意願います。
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