2019年新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

   在シカゴ総領事として着任してから二回目の新年を迎えました。総領事館として皆様のご意見を踏まえながら、本年も当地におられる約3万5千人の邦人の皆様のお役に立てるよう、全館員が心を一つにして取り組んで参ります。  昨年は日本と米国及び中西部との関係において、実り多い年となりました。シカゴ・大阪が姉妹都市提携45周年を迎え、吉村 大阪市長が6月にシカゴを訪問し、エマニュエル・シカゴ市長との間で大阪・御堂筋とシカゴ・ミシガン通りを姉妹ストリートとする協定を結びました。また、7月にはエマニュエル市長が初めて訪日し、外国の都市として初となる日本政府との協力覚書に署名するなど、我が国とシカゴとの関係がより一層深まる一年となりました。

  昨年9月には約400名の政財界関係者の出席の下、日本・米国中西部会の記念すべき第50回会議がネブラスカ州オマハ市で開催されました。この会議にはノースダコタが初めて参加するとともにカンザス州が復帰を果たし、加盟州11州から過去最多となる8名の知事が参加しました。本年9月に東京で開催される次回会議には、中西部からさらに多くの方々に参加していただけることを期待しております。

 当館では、2017年9月より日本企業が拠点を置く各都市を訪問し、州政府や各市町村関係者をはじめ地元の方々に日系企業の地域への貢献について発信する「草の根キャラバン」をジェトロ・シカゴ事務所とともに実施しております。昨年はミネソタ州やネブラスカ州を含む8都市でキャラバンを開催しました。中西部10州では、約1,400に及ぶ日系企業の事業所が約15万人の雇用を創出し、更に増加する見込みです。日本と中西部の経済関係の強化に貢献する日系企業の皆様に感謝し、引き続き当館としてできる限り支援させていただく所存です。今後も投資・貿易強化に向け取り組んで参ります。

  昨年は日本語教育の普及にも大きな進展がありました。当館とシカゴ市との連携の下、「国際客員教師プログラム」を通じて新たに2名の日本語教師が派遣され、シカゴ市公立学校(CPS)2校で新たに日本語プログラムが開始されました。今後も中西部各地の行政府や教育機関と協力し、日本語教育の普及に努めて参ります。

 本年はインディアナ州・栃木県が20周年、ミズーリ州セントルイス市・長野県諏訪市が45周年、インディアナ州シェルビービル市・静岡県静岡市が30周年といくつもの姉妹州県・姉妹都市提携が節目を迎えます。また、昨年までシカゴ郊外で開催されていたシカゴ日本祭を6月にミレニアムパークで実施する計画が進んでおります。こうした機会を捉え、日本と中西部とのパートナーシップをさらに前進させるべく努めて参りたいと思います。

 新年を迎えての皆様のご多幸及びご健勝を心よりお祈り申し上げます。

 在シカゴ総領事  伊藤直樹